Windows7でIE10を32bit/64bitを使い分ける設定方法意外と知らないかも?

意外と知らないかも?よくきかれる案件なのでこちらに書いてみる。32bitと64bit使い分けが必要になったときに設定する手順

InternetExplorerのバージョン10から新しく追加された「拡張保護モード」同モードは、IE10上で悪意のあるコードが実行された時に、システムへのアクセスを遮断する機能で、Windows Vista/7上のIE7/IE8/IE9に搭載されていた“保護モード”の強化版です。

Windows 7向けのIE10では“拡張保護モード”が標準でOFFになっているので、デフォルト状態では32bitで動作している。そのまま32bitで使用するには設定不要ですが。64bitで動作させるには一手間掛ける必要ある。これ以外と知らないみたいで何度か質問されて、今後このページを案内しようかと思ってますw

Windows7でIE10を64bitに切り替える方法

Google_-_Windows_Internet_Explorer

IE10のツール>インターネット オプション>[詳細設定]タブで

  • 【拡張保護モードのチェック】オフ 32bit
  • 【拡張保護モードのチェック】オン 64bit

インターネット_オプション-8

以前までのバージョンでは64bit版のWindows 7にインストールされるIE8/IE9には32bit版と64bit版の両方が用意されていてIE8/IE9を起動すると標準では32bit版が選択され、64bit版を起動したい場合には、スタートメニューから選択して起動できた。逆手にとると32bit版のIEと64bit版のIEを同時起動も可能だった。

IE10では32bit版と64bit版がひとつに統合されておて、「拡張保護モード」が切り替えるためのトリガーになっていることで皆さん困っていたようです。バージョン10からは32bit版のIEと64bit版のIEを同時に起動させることはできなくなった。

どんな時に切り替え?

普段は64bitでセキュリティ強化で利用したいけれど、どうしても32bitにしか対応していないWEBサービス。例えばインターネットバンキングやブラウザベースの業務ソフトなど利用するときに、この方法が必要になってくるんですね。古いプリンターなど利用しているとドライバーなどにも影響がある場合も報告されているようです。